読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

今日も独りで立ち話

思ったことをそのまま書き連ねるブログ。

遊園地を楽しめない男

中学生から大学生、はては社会人でもデートの選択肢の一つとして遊園地は今も昔も人気のスポットだと思う

 

マンガやアニメ、ゲームみたいな二次元でも主人公とヒロインはすぐ遊園地に行ってきゃっきゃうふふ、するし

 

自分の周りでも東京ディズニーランドに行っただのUSJに行っただの、そういう話は飽きるほどよく聞いた

 

 

結論から言えば、僕はそういう人たちに嫉妬している

 

彼女がいないからとか、デートする女の子もいないから、とかじゃなくて

遊園地を楽しむことができることに嫉妬している

 

 

なぜなら僕は遊園地を楽しいと思ったことはあまりないからだ

 

楽しめない理由は至極単純で完全に僕自身の問題だから誰を恨むこともできないし

ただそういう人らに羨望のまなざしと大きな嫉妬心を向けることしかできない

 

 

僕には「恐怖症」の類が多すぎるのだ

その中の一部が遊園地を楽しめない大きな障害になっている

 

 

 

まずは「高所恐怖症」

 

小学生の途中まではどこまで登れるか、と自分の限界を知るために木登りを積極的にやっていたし、よくわからん崖を登ったりもしていた

どちらかというと高いところは好きだった

 

 

転機は突然訪れる

いつものように友達と遊んでいて、僕は雲梯の上を歩いていた

高オニかなにかをしていて、急に移動する必要があったような気がするんだけど

とにかく詳しい原因は忘れた

起きた出来事は焦った僕が雲梯の上で足を滑らせて地面に落ちたということ

 

幸い軽い擦り傷と打ち身だけで、けが自体は全然大したこともなかったんだけど僕の心は大きく傷ついた

 

 

 

その一件以来、高いところがダメになってしまった

体が高さを感じるところに行くと、足がすくむし体が震えてしまう

 

そのあと跳び箱の授業で8段の台上前転を失敗して、頭から落ちて跳び箱もできなくなり、完全に高いところに恐怖心が植えつけられた

 

 

だから観光地の高いところとか、ベランダとかそういう命綱とかセーフティがあまりないところには近づけなくなってしまった

飛行機のように高さが逆に感じられないところは平気なんだけどね

 

高いところがダメになったせいで、乗れなくなった者がいくつかある

 

 

 

まずはコースターなどの絶叫系のアトラクション

 

元々あまり好きではなかったのだけど、完全にダメになってしまった

乗っても恐怖心を抑えるのに必死で、このまま天国に上ってしまいたいとか思ってしまうし、もしレールから外れたどうしようとか考えてしまう

 

さらに言うと、絶叫系アトラクションの乗り場は高いところにあると思うんだけど

そこまでたどり着くのが困難になってしまった

 

アトラクションに乗ることが、僕の中では絶叫マシンに等しい

 

 

もう一つは観覧車

 

あのゆっくりと空中に上昇していく感じが、受け付けない

観覧車はコースターと違って、周りは覆われているし風を直接浴びることもないし、大丈夫だろうと初めは思っていた

 

しかし、いざ乗ってみると風で微妙に揺れたり、そのときに微妙に音が鳴るのが怖くて、恐怖心を紛らわそうと外の風景を眺めても

 

「今、落ちたら、死ぬわ」

 

と、脳裏によぎって風景を楽しむどころじゃないし

 

風景の次に目に入るのは、錆が見えるボルトだから

「これはいつか折れるに違いないし、それが今かもしれない」とか、確率的にはすごく低いのはわかっていても、やーーーっぱり落ち着くことができない

 

 

 

そんなこんなで、遊園地のアトラクションのほとんどは乗れないので

修学旅行で行ったときは、他の人の荷物持ちをして空を眺めて半日をなんとかつぶした苦い思い出が残っている

 

 

 

もう一つの恐怖症は、「暗所恐怖症」

 

僕は暗いところがすごく怖い

暗い場所ならどこでも怖いというわけではなくて、自分の不測の事態が起こるかもしれない暗所が怖い

 

だから布団に入って、寝るときは真っ暗でも平気だし、押し入れにこもるのも好きだ

だけど、夜道とか暗い森とか洞窟とかは怖くて中学生女子みたいな態度を取ってしまう

 

肝試しとかは死ぬほど嫌いだ(昔、一回しかやったことないけどw)

 

怖がる女の子とくっつく以外楽しみは見いだせないし

そもそも僕が怖いので女の子にしがみつきたいのをなんとか隠すので精一杯だった

 

暗いところが怖い、というと

「お化けがでるのを怖がってるの?」

と、聞いてくる人がいるんだけど、僕はそういうのはほとんど信じていない

 

単純に暗くて自分の視界で確認ができないのが怖いのだ

強いて言えば、夜道だと誰かに襲われるんじゃないか、とびくびくしながら帰っているくらいで、幽霊というよりは自分の知らない悪意を持った誰か、という架空の存在に怯えている

 

だから、いつも部屋に帰るときは泥棒と鉢合わせするんじゃないか、と思って

警察が突入するみたいなノリで帰宅している

 

1Kの家の玄関と部屋の間の扉を開けるときは

 

勢いよく開けて

誰かにとびかかられても大丈夫なように身構え

扉の裏も警戒しながら部屋に入って

電気をつけて無事を確認してからようやく一息ついて

今日も無事帰宅できたことに安堵する日々を送っている

 

 

そんなこんなで暗所も怖いから、遊園地のパレードみたいなのも無理になってしまった

 

遊園地みたいな見知らぬ場所で暗いところは、僕にとってはアフリカのサバンナみたいなものだから、いつ物陰からライオンが飛び出てくるか、と警戒しなきゃいけなくて、デートを楽しむどころではない

 

 

 

そして最後は、ただの我儘かもしれないんだけど、「人ごみ恐怖症」

 

1つは身体的な問題で

僕は汗っかきで、おそらく体臭がきつい人間である

病院で検査をしたことがないので正確なことはわからないけど、ワキガの可能性が高い

 

だから人ごみの中で汗をかいてしまうと

 

「臭いと思われていないだろうか?」

「汗染みはできていないだろうか?」

 

と、周りや一緒に行った人の目が気になって落ち着かない

 

 

もう一つは精神的な問題で

 

人がたくさんいることに恐怖心を感じてしまう

 

そう感じる理由はわからないし、平気な時もあるから

そのときの気分的な問題だとは思うけど、とにかく怖い

 

自分は至らない人間なのに、周りの人は輝いていて

なぜ自分はこんなにダメなんだろうという、卑屈なコンプレックスのせいかもしれない

(一緒に行ってくれた人にすごく失礼な考え方ではあるのだけど)

 

 

そんなこんなで人がたくさんいるのも怖くて、あまり遊園地には向かない

 

 

 

 

この三つの恐怖症があるために、僕はデートで遊園地に行くのは気が進まないし

仮に行っても一緒に楽しめないから、なかなか苦労した

(試行回数は非常に少ないけども)

 

楽しそうなフリをしていても、相手にはばれてしまうし

嫌々来るなら、別の友達と来た方がましだった、と言わせてしまったこともある

 

そこそこ長い付き合いだった彼女は外出はそんなにしなくてもいいタイプで

そして遊園地はあまり好きではなかったおかげで、遊園地イベントを回避していけた

(最終的にはデートが少なくて「つまらない」と振られた)

 

 

僕はもう25歳とかいう、いい年した大人なので

これからのデートで遊園地に行くことがあるかと言うと、そんなにない気もする

だけど、もし行くことがあったらなんとか相手を楽しませるようにしたい、と少しだけ思っている

本当に少しだけだけど…

 

 

 

本音を言えば、遊園地は選択肢から初めから除外しておいて

水族館とか美術館とか、別のデートコースをプランニングできる"できる男"を目指した方が建設的なのかもしれない

 

実はデートプランなんてほとんど考えたことがないから、これはこれで問題が山積みなのだけれど

 

そんなこんなで彼女探しの道は険しく、遠いことを悟った土曜日の夜なのでした…

広告を非表示にする